Twitterではつぶやいていましたが、久々レザークラフトやりました!
久々に1品作った!コインケース!#レザークラフト pic.twitter.com/zcZB4Plzdz
— in0na0 (@in0na0) 2019年7月27日
今回は、L字ファスナーコインケースです。形は、インターネット上の作例を参考に作りました。
毎度、全然写真がないのですが(Twitterのがすべて)作成手順をご説明致します。
コインケースの設計
コンセプトは、「普段は長財布を使ってるけど、ちょっとした散歩とか外出で、小銭と少しのお札と少しのカードを持ち歩きたいときに使えるコインケース」です。長い。
なので、設計としても、大きくなりすぎず、必要なものが入るサイズが必要です。
いつもどおり、紙で試作しながら、SketchUpで引いてみました。
大きさとしては、お札を二つ折りで入れられて、カードが入るようにしました。また、コインケースになる部分が深すぎると取り出しにくいと思い、底から浮く形にしています。
また、マチをつけることでコインが取り出しやすくなるかなと思いました。
パーツは3つ+ファスナー20cm(ちょっと余る)です。
外革、コインケース部分、マチです。外革は、以前のロングウォレット作成で失敗したときの2mmの革、コインケースとマチは1mmの革です。ファスナーの長さ調整にチャレンジしましたが、失敗して短すぎました。結局20cmをそのまま使ったので、次回は長さ調整に再チャレンジしようと思います。
コインケースの作り方
手順としては、単純です。
- 革の切り出し
- 床面、コバ処理
- 菱目打ちで縫い穴あけ
- ファスナー付け
- 縫う
1と2はそのままなので、割愛します。自分はトコノール派です。
今回、ちょっと試してみたのが、3と4の部分です。
今までは、ファスナーを仮止めして、その上から菱目打ちで縫い穴を開けていました。ファスナーにも縫い穴が開いていたほうが縫いやすいと思っていたからです。ただ、ファスナーを付けてしまうと、(特にL字ファスナーやラウンドファスナーでは)作品が立体的な形になってしまい、菱目打ちでの縫い穴が開けにくくなる事がありました。結果縫い穴が曲がってしまうことがありました。
なので、今回は、革には菱目打ちで穴を開けるけど、ファスナーはそのままで縫う方式を試しました。革と違って、針が通らないことはないので。
結果的にはやりやすかったです。今後はこの方式採用します。
また、ファスナーを仮止め→反対側もファスナー仮止め→縫う→反対側も縫う、だとやりにくそうだったので、ファスナーを仮止め→縫う→反対側もファスナー仮止め→縫う、としました。これも今後の参考になりそうです。
今回、久々だったというか、まだ定着していないというか、どう縫うとどんな縫い目になるのかよくわからなくなりました。表を右に向ける?左に向ける?奥から手前に縫う?手前から奥に向かって縫う?みたいな。なので、固定しやすい向きで縫ったので、じつはファスナー部の縫い方が、裏表で違う。
コインケースの完成!
写真だと革がずいぶん汚く見えますが、実際はそこまでではありません。傷はありますが、味ということで。
まとめ
ほぼほぼ思ったとおりに作れました!少しは慣れたような、でもやっぱりファスナーは難しいです。
少しコインケースが短かったかな、とか、1万札だとちょっとキツキツだったかなとか、まぁありますが、良しとします。
マチ部分のコバ磨きが、思ったよりすぐにきれいになったのが気持ちよかったです。やっぱりものづくりは楽しいですね!