DIYしたくなったので、作れそうで使えそうなものを探しました。
目をつけたのは、キッチン周り。もう少し収納が欲しかったので、カラーボックスを作りました。 多少重量物もおけるようにしようかなとか、既設のカラーボックスとサイズ合わせようかとか、ちょっと接合に新しいチャレンジしてみるかとか、色々企みを含みながらDIYしました。
コンセプト
今回のコンセプトをいくつか設定しました。
- ちょっと頑丈
- 圧迫感出したくないので、あまり背は高くしない
- 色はナチュラル&ホワイト
- 市販品を活かせるサイズ
- ビスを目立たせない
設計・調達
上記コンセプトをもとに設計しました。
ちょっと頑丈というコンセプトがあるので、まず材料は集成材にしました。お安くパイン集成材で、厚みは18mm。塗装もしやすいし、ビスも利くので。
背板は化粧合板にします。揺れ止めの役割です。
コンセプトの市販品とは、ニトリのカラーボックスです。いくつか使っていて、そのインナーボックスも活用したいので、それが入るサイズに。 カラーボックスカラボ 3段通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販
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1段が内寸で幅40cm奥行き28cm高さ25cmあれば良さそう。それを2段にして、腰下くらいの高さにします。そうすると、ざっくり外寸45x30x60cmくらいになる。材料の無駄が出ないというか、カットが少なくすむようにサイズを調整します。
- 底板・棚板・天板は40cmx30cmくらい
- 側板は30cm x 60cmくらい
- 背板が45cm x 60cmくらい
パイン集成材は3×6サイズ(約90cm x 約180cm)で買ってもよいかと思いましたが、色々なサイズでも売っていますので、それをいかそうと。
- 40cm x 90cmを3分割で底板・棚板・天板にする
- 側板は30cm x 60cmをそのまま使う
- 背板は45cm x 60cmを買う
購入時に、背板用の化粧合板がぴったりサイズが売っていなかったので、30cm x 90cmを買って、カットすることにしました。
作成
難しいことはないです。
まずは、角の面取りというか、ヤスリがけ。みなさん、カラーボックスの棚板の角に手をぶつけたことありません?結構痛いですよ。
というわけで、カンナとヤスリで角を丸めます。
こういうの便利です。
それが終われば、組み立てです。
今回のDIY的ポイントは、棚板の止め方。いつもなら「ビスが目立たないように」ってときはダボ接ぎを使うのですが、今回はビスを使いつつダボ埋めっていうのやってみました。
タボ接ぎは、両方の材に穴を掘って、キツめの棒(ダボ)を刺して止めます。イメージ(Google画像検索)
ダボ埋めは、ビスを打つ箇所に大きめの止め穴を開けて、その穴の中にビスを打ち、穴を棒(ダボ)で埋めて隠します。イメージ(Google画像検索)
まずは、穴を開けて(写真撮り忘れました)、その中にビスを打ちます。
そして、その穴を棒で埋めます。今回は丸棒を買いました。
そして、その丸棒を切り落とすと穴埋めが完了です。
この切り落とす作業に使うのは、アサリのないのこぎりです。アサリとは、のこぎりの歯の厚みより広がっている部分のことらしいです。これがあれば切り屑の排出がしやすいとかあるみたいです。あとはGoogle先生に。
逆にアサリがないのこぎりなら。材に寝かしてひっつけて切っても傷ができません。
自分が使っているのは、写真にもあるこちら。
あと、独りDIYerはクランプにお世話になります。特に箱物作るときのコーナークランプはありがたいです。
こういうの。
そんな感じで、穴開けて、ビス打って、棒さして、棒切ってを繰り返して板を止めていきます。
丸棒を切った切り口は若干毛羽立ちますので、ヤスリで整えます。
最後に背板をタッピングビスで留めます(写真なし)
完成!
できました。果たして、ダボ継ぎとダボ埋めはどちらが強度があるかわかりません。
天板も、側板で挟むより、側板に乗せる方が強度ありそうな気がします。
いいんです。ちょっと頑丈なカラボなので。
ちゃんとNインボックスも入りました。気持ち高さに余裕があります。
感想
最後に感想です。
- ダボ埋め楽しかったです
- 塗装は面倒でやりませんでしたので、カラーボックスというのか?
- 入れるものはこれから考えます
- DIYレベルが上がった気分です
- コストはニトリのカラボ4つ分くらいかかっちゃいました