リクガメ飼いたくてケージをDIYした

リクガメが飼いたいんです。水棲ガメは飼っています。ノソノソ歩いて、むしゃむしゃ葉っぱ食べるのが可愛いんです。寿命長いから、早く飼わないとこっちが先に死んじゃう。

飼うにはお家が必要。歩き回るリクガメには底面積の大きいケージが必要だそうです。買うと高いので作ります。作るの楽しいので。

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コンセプト

リクガメケージの自作は珍しいものではなさそうです。検索してみれば色々出ます。

大体は木製です。材料の入手性と加工しやすさが理由でしょうか。自分も木製をベースに考えました。

リクガメは飼ったことがないので、ケージの使い勝手についても無知です。難しいことは考えませんでしたが、家に転がっている端材(だけじゃないけど)を活用したいと思いました。

12mmのベニヤがそこそこあるので使う。絶対使うからって買ってそのままの1×4も使う。

なにより、カメが成長したり、使い勝手が悪かったり、傷んだりしたときは、作り直す。

設計

ケージを大きくしたいので、置き場も悩みます。スペースだけでなく、保温や世話のしやすさも考えると、自分のリビングスペースに設置するのが良さそうです。エアコンも効くので。

そうすると、どこに置こうかな…と見回し、見つけました。

記事にしてなかったみたいだけど、カフェ板をつないだ天板に2×4の脚をつけたプリンタ台(天板サイズ40cm×90cmがあるので、そこにします。今載っているプリンタはデスク下に、その他はどっかにやる。

40cm×90cmのサイズが取れるので、それを基本に設計してみました。いつもどおりSketchUpです。

奥行きを40cmより大きくしましたが、底面が1枚板なので、台より多少出ても平気という想定です。

設計図には入れていませんが、底面下には脚をつけます。1×1の予定で、パネルヒーターを入れられるようにするためです。実はもう買ってある。

ケージの両サイドにはパソコンの12cmファンが付けられるようにして、換気力を上げます。

フタは設定していませんが、夏はたぶんいらない。冬には保温しないといけないので、断熱性を考えながら作ろうと思います。スタイロフォームかプラダンベースかな。

作成

作成自体は難しいことはなく(失敗してないとは言っていない)、切って塗って穴開けて組み立てていい感じです。

切るときは丸のこを使いました。家にある端材を切るために買ったのですから!

そして全体は黒っぽくしたかったので、これも随分昔に買ったステインを使いました。

ステインのビフォーアプター画像
ステインのビフォーアプター

画像じゃわかりにくいかもだけど、ステインは染み込む系の塗料なので木目がいきます。あとムラになりにくい。反面木部保護にはなりません。

ホールソーで穴あけ画像
ホールソーと開けた穴

ファン用の穴はホールソーで。このために買っておいた(ホントは安くなってたときにいつか使う!って2年前に買った)便利工具、102mmを使いました。

ホールソーで開けた穴と奥の工具画像
開けた穴越しに見える電動工具

ホントは穴開けてからステイン塗ったほうが断面にも塗れるので良いのだけど、間違った!そして塗り直さない!笑

穴の四隅にM4の鬼目ナット仕込んで、ファンを固定できるようにしました。

ファンを付けた画像
ファンを付けたとこ

実はよく見ると左上のネジ浮いてます。鬼目ナットの位置ずれてて、ネジ入らなかった。精度出せない自分にがっかり。

ファンガードつけた画像
ファンフィルターつけた

反対側はファンガードとフィルターだけ。この辺は季節によっていじると思う。

アクリルカットの痕跡画像
アクリルカットの痕跡

扉はアクリル板。ホームセンターうろついていたら、コロナの飛散防止パーティション用の、600mm×500mm×5mm厚のアクリル板が特価になってた!

写真のPカッターで何度も傷つけるように掘ってから、バキッと割ればカットできます。

扉開閉用の取っ手もこのために買っておいた(ホントは安かったから2年半前にとりあえず買った)マットブラックのいい感じのやつ。

アクリル板に取っ手をつけた写真
アクリル板に取っ手を付けた

完成

リクガメケージ完成写真

ブラックに木目が入り、いい感じ。

木工、アクリル加工、レール買ったり、取っ手付けたり、色々な工程が楽しかった!

そしてなるべく自宅に転がっている材を使えた!なのに家は全然片付かない。

あとは主をお迎えするだけ!

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