めっきり冬らしくなってきました。車に乗るときも、エアコンが必須ですね。
今日は、その車のエアコンのフィルター交換と、エアコンの部品・エバポレーターの洗浄を行いましたので、手順をご説明します。
車は、Mazda CX-5のKE系です。他車でも手順は変わらないので、ご参考にどうぞ。
使用するもの
今回は、交換用エアコンフィルターと、エバポレーター洗浄用のスプレーを購入しました。合わせて5千円ちょいでした。
BOSCH アエリストプレミアム
上記写真の左側、エアコンフィルターです。自分の車の場合は、AP-Z07という型番が適合しました。これは、公式サイトで確認してください。
車種別適合品サーチ | ボッシュの自動車パーツ/アクセサリー | ボッシュ・イン・ジャパン
なぜ、このフィルターにしたかといえば、Amazonのタイムセールで安くなっていたからです。それだけです。まぁボッシュなら平気でしょ。
タクティー クイックエバポレータークリーナー
上記写真の右側のスプレーです。V9354-0006という型番で、業務用と書いてありました。
一応、缶の上部のキャップに説明書も入っています。
手順
手順をご説明します。ざっくり言えば、
- グローブボックスを外す
- 古いフィルターを外す
- エバポレータークリーナーで洗浄する
- 新しいフィルターをつける
- グローブボックスを戻す
です。
1.グローブボックスを外す
これは車種ごとに多少はやり方が違うかもしれません。
グローブボックスを開け、上記の赤矢印の部分をパコッと外し、両脇から潰すようにして、青矢印の部分を手前に持ってきます。
そして、やや手前上に引っ張ると外れます。この辺の詳しい情報は、検索すれば出てくると思います。
2.古いフィルターを外す
グローブボックスを外したら、奥のスペースの中心付近にある、取っ手のついた赤丸で囲った部分がフィルタになります。
少しフィルタを引き出してみました。そのまま真っすぐ引き抜くと、フィルターが外れます。
左が新しいやつ、右が古いやつ。元の色が違うので、わかりにくいです。新品も活性炭含んでいるので、黒ずんでいるように見えちゃいます。肉眼で見ると、古い方には虫や樹の葉の破片、ホコリなどが詰まっていました。
3.エバポレータークリーナーで洗浄する
フィルタを外すと、奥にファンっぽいものが見えます??正確にはファンが真ん中にありそうな丸いパーツ。
ファンと、エバポレーター、エアコンの仕組みなんかは、これ見てください。
今回使う、クイックエバポレータークリーナーは、ファンを回しながら、スプレーしてエバポレーターに吹きかけ、汚れを落とす、という仕組みのようです。
3-1.準備
まずは、スプレーの準備をします。スプレーにチューブを付けて、チューブを固定用ステーに通します。
肝心のセットした状態の写真を撮り忘れましたが、チューブの先端がファンの中心に来るように、固定ステーを使って調整します。チューブを中に突っ込みすぎると、ファンにぶつかってしまうので、気をつけてください。
3-2.エアコンの設定
噴射前にエアコンを送風にします。
- 内気循環
- 風の向き:VENT(ダッシュボードから出るモード。顔に当たるやつ。)
- 温度設定:最寒(18℃?)
- 風量:最強
- エアコン:OFF(A/Cってのオフにします)
3-3.スプレー噴射
缶のスイッチをかちっとやると、噴射が始まります。約3分で出切るようなので待ちます。エアコンが動いてゴーっとなっています。音ではわからないので、しっかり時間を計りましょう。
エアコンからスプレーの匂いがしてきます。
3-4.エアコン作動
スプレーが出切ったら、チューブやスプレーを外します。そしてエアコンのスイッチ(A/C)をオンにします。最強の冷房状態にします。全部で5分間エアコンをフル作動させますが、その間に新フィルターをつけます。
4.新しいフィルターをつける
向きにだけ気をつけて装着します。フィルタの側面(装着時に手前に来る方)に空気の流れが書いてありました。AIR FLOW↓↓みたいに。
5.グローブボックスを戻す
外したのと逆順にグローブボックスを戻します。このくらいで5分くらい経ってますかね?
感想
手順は簡単でした。効果は正直わかりません(笑)。やってみたかったってのが大きいので。ただ、ディーラーでやってもらうと、フィルター代が5千円くらい、エバポレーター洗浄も入れると1万円くらいしたと思います。半額くらいでできるので良かったと思います。
ただ、エバポレータークリーナーの仕組み的には、エアコンを最強にして動かすことで起きる結露水で洗うようです。こんな真冬にやっても結露はあまりしてないんじゃないかな?って思ったので、夏にやったほうが効果的かもしれません。