すでに「1」を投稿してからそれなりの時間が。洗面所のリノベーションプロジェクト、その2です。
前回の予告どおり、洗面器を決めた!&水栓も決めた!です。
洗面器:TOTO LS911CR

結論から言うと、決めた洗面器(洗面ボウル)これ、TOTOのLS911CRです。
四角いデザイン、インセットの水栓穴、排水口が見えないデザイン、600x450mmのサイズ感で選びました。
探し方としては、洗面器のメーカーってあんまり多くないと思います。TOTO、LIXILからSANEIやKAKUDAI、IKEAなんかも見てみました。
選び方のポイントはいくつかあります。
- 種類
カウンターの上に置く、下から当てる、半分埋め込む、などの種類があります。
自分の場合は、取付が楽そうという理由でオーバーカウンター(ベッセル式というらしい)で探しました。 - オーバーフロー穴の有無
これは洗面器のモデルによるところが多そうでしたが、排水口以外に、あふれ防止の穴があるかないかです。これによって、排水のパイプの選定にも影響します。
自分は、なくても良いかな、くらいで考えていました。 - 水栓取付穴
種類と近いところもありますが、水栓の取付穴についてもいくつかあります。穴の数、位置、大きさ。そもそも水栓が壁からの場合は、洗面器に取付穴は不要です。ハンドルと蛇口が別れている場合は、洗面器に2つ穴が必要です。一つのモデルに複数の方式がラインナップされていることもあるようです。型番が変わるので注意です。
自分の場合、選んだ洗面器は1パターンでした。 - サイズ
これは設置場所と、使い方によります。
自分の場合は、洗面所。手洗い、洗顔、歯磨きがメインです。小さすぎるのはNGだと感じました。
ざっくり自分の肩幅が50cmくらいあるので、顔を洗うなら、それ以上欲しいかな…くらいで見ており、450mm〜800mmくらいで探しました。 - 素材
基本は陶器かなと思いますが、一部プラスチックもあります。軽量というメリットはあります。あとは表面のコーティング(汚れ防止など)の違いと、カラーが選べるものもありました。
今回は1択。
そんなわけで、各メーカーの電子カタログなどを眺めながら、上記ポイントで選びました。
LS911CRを気に入ったポイントは、前述のとおりですが、特に「排水口が見えないデザイン」です。言い方を変えると、排水口に栓ができないので水を溜めることができない、そのためオーバーフロー穴もない、です。
格好良くないですか?
LS911CRの調達
そんなわけで、調達をしなければなのですが、これまた高い。定価が110,000円とかするんです。実売も80,000円以上です。ネット販売だと、サイズ・重量もあるので送料が高いのも、また痛い。
こんなときは、とヤフオクでしばらく出品を待っていると、ついに!!
未開封品を送料込みで40,000円以内でゲットできました。嬉しい。
↓検討していた別物
水栓:TOTO TLG10304J

もういっちょ結論、TOTOのTLG10304Jです。無理にTOTOで合わせるつもりはありませんでしたが、結果的に揃いました。
気にったポイントは、LS911CRと似た直線的デザイン、ワンハンドル混合栓、吐水口の高さです。
ここでも水栓の選び方のポイントです。
- 取付穴径・数
水栓には、ハンドルと吐水口が別れているものと、一体型があります。洗面では別れているものも多い印象です。
自分の場合は、使いたい洗面器(LS911CR)が取付穴φ35ひとつと決まっていたので、必然的に一体型を探しました。 - 吐水口高さ
設置場所の物理的な制限にも気をつけつつ、洗面器に直接取り付けるのか、洗面器の奥側のカウンターに取り付けるのかで、必要な高さが変わります。低すぎれば手が入りづらいし、高すぎれば水ハネがひどくなります。
自分の場合は、吐水口から洗面器までが200mmくらいは欲しいかな、で探しました。 - 吐水口長さ
取付穴からどれだけこっちに飛び出ているかです。あまりにも短いと、手洗いスペースが狭くなります。位置+吐水角度も考慮します。真下ではなく、多少手前に出てくるものが多い印象でしたが、角度が5°だったり20°だったりという違いがありました。 - 機能
首振りや、伸びるシャワーホース、吐水パターン切り替え(シャワー)、泡沫、排水口の栓の操作などです。
これは、自分の用途で考える必要があると思います。
自分の場合、特別な機能は不要と考えつつ、首振りやシャワーホース付きだと掃除がしやすそうだな、と考えていました。 - デザイン
好みによると思いますが、形状やカラー、素材感などいろいろあって、カタログ見るだけでも面白かったです。
TLG10304Jの調達
こちらもあわよくば…と思っていましたが、なかなかそうはいかず、普通に新品を購入しました。
これから
洗面器と水栓が決まれば、大きな仕様は確定です。
前回で書いた通り、カウンターの高さは900mm前後を想定しています。かうんたーの幅は設置部と洗面器のサイズから、870mmにします。奥行きは、LS911CRの標準だと600mmのようです。
これからは使い勝手も考え、鏡の選定や収納の設計をしていきます。楽しいです。
シェーバーや電動歯ブラシの関係でコンセントのことも考えなきゃですし、洗面所の電気を背中で受けることになるので、鏡の上辺りには照明があったほうが良さそうです。考えるのが楽しいです。
次回
カウンターや収納周りの設計について、記事にできればと思っています。