地域によって、ごみの分別は異なると思いますが、どこでもそれなりの種類があると思います。燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン、カン、ペットボトル、古紙などなど。
また、色々な種類のゴミが出るのは、キッチンではないかと思います。
なので、キッチン周りにはどうしてもゴミ箱が多く必要になります。
今までは、自作したキッチン作業台兼ダイニングテーブルの脚部分にゴミ箱を作ったり、置いたりして整理していました。
今回そこを整理したので、記事にしました。
現状の問題点
最初はいい感じに分別できていたものの、ちょっと問題も出てきました。
- ペットボトルが入り切らない
- ビンが入り切らない
- 燃えないゴミが入れられない
- デッドスペースがある
テーブル兼作業台の脚の間なので、スペースは限られていますが、もう少し整理すれば上手く入りそうです。
構想
両隣のカラーボックスから、大きくはみ出さないように空間を整理しようと思います。カラーは白ベース。空間としては、横幅は600mm、高さは890mm、奥行きが300mmくらい。奥行きのみ多少余裕あります。
当たり前ですが、多く出るorかさ張るゴミに多くのスペースを。順に、燃えるゴミ、カン、ペットボトル、古紙、牛乳パック、ビン、不燃粗大ごみ、燃えないゴミ、かな。
最大の燃えるゴミは、フラップ式のゴミ箱に入れたい。容量は20リットル。良さげなの見つけました!
サイズ感もちょうどよく、色味も好みです。
このゴミ箱を捨てやすい高さにするために、台を作ることにします。
台によって、空間を上下に分けます。
上段にはlike-itのゴミ箱を2つ並べて、燃えるゴミとカンを入れることにします。
下段にはその他のペットボトル、古紙、牛乳パック、ビン、不燃粗大ごみ、燃えないゴミを入れたい…けど流石にそんなスペースがないです。なので、頻度から考えて、燃えないゴミは別場所で管理とし、ビンと不燃粗大ごみ(主にスプレー缶)は大きいもの数点なので、共用とします。
60cmの空間を単純に4分割だと15cm/1区画、ペットボトルには小さいな…。なんて考えながら、そもそもそんな小さくてちょうどよいゴミ箱がありません。
いえ、あるんです!
リンクは幅15cmの「ワイド」ですが、他に10cmのと25cmのがあります。15cm x4でも60cmだし、25cm+15cm+10cm x2でも10cm x6でも60cmですね!
実際は台の材料の厚みがあるので、25cm+10cm x3にします。高さも少し上に空間ができていい感じ。
台の設計
単純な形なので、設計はサイズだけです。幅は場所にピッタリ合わせて60cmです。奥行きは無印のファイルボックスが32cmあるので、それが入るように33cmとして、カラーボックスより少しだけ後ろに出る形にします。高さが悩みどころです。場所としては89cmあり、like-itのゴミ箱は50cmほど、ファイルボックスの高さが24cmなので、台の高さは外寸40cm未満で内寸24cm以上になります。
結論から言えば、内寸33cmにしました。ファイルボックスに開いた牛乳パックを入れると、ボックスからはみ出ることと、上に空間を残しておけば、引き出さずに正面から入れられるかなって思ったからです。
色はカラーボックス等に合わせて「白」にします。手段ですが、シートを貼るとか、化粧板使うとか、考えましたが、以前使った残りがあるので、白ペンキでの塗装とします。背面のみ化粧板にします。
材料も塗装しやすい方が良いかと思い、内装用全パテ合板にしました。
台の作成
ホームセンターで内装用全パテ合板を購入し、必要サイズにカットしてもらいました。910x1820mmサイズで買ったので、半分近く残っています。また何か作れる!
まずは、合板の裏側はパテ埋めされていないので、ざっくりとパテ埋めしました。
やや色味があっていませんが、あとから塗りつぶしてしまうので、気にしません。
あまり目につかないところなので、多少の肉痩せも気にしません。軽くサンディングして終わりにします。
組み立てる前に、台の内側になるところは塗装します。
以前に白ペンキを使ったとき、そのまま塗装すると割と木目が透けていました。それはそれで悪くはないのですが、カラーボックスが無地の白なので、それに合わせたいと思い、下塗りすることにしました。
シーラーを塗るのが良いのか、白ペンキを重ね塗りすればいいのかわかりませんでしたが、試しにってことでシーラーを使いました。
シーラーを塗って乾燥させて、白ペンキを1度塗りました。(写真撮ってなかった)
内側の塗装が終わったら、四角く組んでしまいます。組み立てはコーナークランプで固定して、35ミリのビスを打ち込みました。
あとは、正面から見える木口(木の切り口)に木口テープを貼りました。ちゃんと素材が木の突板テープです。板と同じように塗装できます。
ネット通販ではあまり扱いが多くないようです。ホームセンターでも、大きめのところだと取り扱っており、メートル単位で切り売りしてくれました。
あとは同じように、シーラー塗って、乾燥させて、白ペンキ塗って、乾燥させて。最後に背面に化粧板をビス止めすれば完成です!
さっそく設置
さっそく設置してみました。
良い具合じゃないでしょうか!ゴミ箱とファイルボックスの色合いも良いし、いい意味で台も目立ちません。
お遊びでごみの分別ステッカーを作ってみました。フリー素材、フリーフォントの作者の方、ありがとうございます。
数字で見たサイズより、ゴミ箱がコンパクトだったので、上段左側に余裕があります。ここにゴミ袋のストック等を置いていますが、改良の余地がありそうです。ファイルボックス縦に2つ置けるかな?
まとめ
台の作成は順調でした。設計も無理なく良い感じです。割と小綺麗にまとまったので満足しています。
そしてまたDIY熱が上がっていく!