キッチン作業台兼ダイニングテーブルを自作した

少し、更新が開いちゃいました。
引っ越しをしまして、その引っ越し作業自体もDIYの精神で、自家用車で行ったり来たりしていたもので。ネットが開通したのも、昨日です。

さて、この新居、古い団地なのです。ツッコミどころは色々あるのですが、その一つがキッチンにあります。
普通、キッチンって、コンロ-作業スペース-シンク(-さらに作業スペース)みたいになってますよね。

キッチン

キッチン(イメージ)

ところが、我が部屋では、コンロ-シンク-作業スペースとなっています。油が跳ねるとシンクが汚れる。作業スペースで切った食材をフライパンに入れようと思うとシンクを跨ぐ。
とにかく使いづらいのです。
また、実家から独立してきたので、ダイニングテーブルがない。
この2つを解消するために、作業台兼ダイニングテーブルを作成しました。

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解決したい問題点

いくつか解決したい問題点があります。

  1. シンク横の作業スペースが狭い
  2. キッチン自体が低く腰が疲れる
  3. 食事がいつもBBQ気分

現状、ダイニングセットがないじょうたいで、アウトドア用のテーブルと踏み台をセットに使っていました。

BBQ気分

BBQ気分(ちらかっててすみません)

テーブルと踏み台の高さもアンマッチですし、テーブルはグラグラするし、狭いし。もちろん一時的なつもりですが。

コンセプトと設計

まずは、キッチン作業台としてのコンセプトは、広々&程よい高さ、です。作業台の下は収納にして、調理器具とか食器とか食料とかを入れられるようにしたいです。
ダイニングテーブルとしては、独り用なのでそんな大きさは必要ありませんが、あまり狭い感じで縮こまって食べるのは寂しくなりそうです。

そして設計には悩みました。というか、引越し前からこの計画はあったので、ずっと考えていました。

広さは、材料の入手性との兼ね合いもあるので、何パターンか考えました。天板はある程度しっかりさせたかったので、25mm位をイメージしていました。

  • フリー板を使うとして、奥行きが50cm、長さは120cm~150cmくらい
  • 集成材買えば、900mm x1800mmくらいまで作れる
  • 面取り加工されているテーブル用パーツ

いずれにしても、幅は120cm~150cm、奥行きは45cm~75cmくらいまでで考えていました。
天板が肝心なパーツですから、色々検索しました。Amazon、Yahoo shopping、楽天、その他色々キーワードを変えながら、さらにはホームセンターも色々行ってみました。
良さげなのがカインズホームのオンラインショップでみつけたテーブルトップです。実店舗では見つけられませんでしたが、似たような面取りされたパイン材はホームセンターでも何店舗かありました。
バリエーションは120*60、120*75、150*60、150*75(cm)くらいが候補です。値段も¥9,580~¥14,800と比較的手頃。何より面取り加工されているので、すぐに使えるのがよいです。厚みも30mmでしっかりしている!

高さについては、計算式があるようで、身長÷2+(2.5~5cm)だそうです。自分は178cm(ホントは177.9cm)なので、178÷2をすると89cmとなります。そうすると、91.5~94cmくらいがちょうど良いようです。なので、そんくらいになるようにします。DIY材料的には90cmくらいは扱いやすい印象です。
高さについても要するに脚をどうするかです。これは比較的ネット上でもネタが豊富な、カラーボックスにするつもりでした。3段のカラーボックスがちょうど、90cm近く高さがあります。

正確には、88cmくらいが多いようでしたが、そこに30mmの天板を乗せれば、ちょうど良い高さにあります。
固定方法は両面テープで行ける気がします。

ただ、脚全部をカラーボックスにすると、自分の足を入れられず座りにくくなりますので、シンクと逆側はシンプルな脚にします。
これは以前からDIYネタとして温めていたIKEAの伸縮脚。

伸ばせば90cmまでいけるとのことですので、これをカラーボックスと同じ高さにして天板につければ良いだろう、とニマニマしました。

色もホワイト系で統一できそう。

材料調達

IKEAは実家の近くにあるので、そこで脚をゲット。

カラーボックスは結局ニトリにしました。

天板は、そのうちカインズで注文する気だったのに、ふと立ち寄った新居最寄りのくろがねやで150×75を約¥13,000で発見。最近の衝動買いで一番大きかったかもしれません(サイズも金額も)。

サクッと材料が揃ってしまいました。ホントはもう少しBBQ気分で居続けるつもりでしたが、ものがあるなら、すぐに使いたくなります。

作成

まずは、天板にニスを。これは手持ちのウレタンニスを使いました。

ちゃんと乾かせば食器にも使えるみたいです。ホームセンターのニス売り場にあった、小さいウレタンニスのラベルに、これと同様です、みたいに書いてあり知りました。以前に多めに買ってあります。
すでに天板はさらさらなので、そのまま1回塗り。乾かして400番の紙やすりをかけて2度目塗り。乾かして1000番で紙やすりかけて、3度塗り。1500番で紙やすりかけておしまいにしました。裏側は1度塗り。まあままきれいになったし、被膜の厚さも感じるようになったので良しとします。

何気に時間がかかったのはカラーボックスの組み立て。難しくないけど、意外と時間がかかる。
できたらほどよく並べて、両面テープを貼って準備。

IKEAの伸縮脚は天板に台座をつけるので、それは先につけちゃいます。あとは脚の長さをカラーボックスに合わせておく。

ほんでそれらをがっちゃんこ。

自作キッチン作業台兼でイニングテーブル

自作キッチン作業台兼でイニングテーブル

手前側の2本の脚がIKEAの、背面が見えててちょっとダサいのがニトリのカラーボックス。間にゴミ箱がいい感じに収まりました。

ゴミ箱がいい感じに収まっている

ゴミ箱がいい感じに収まっている

ちなみに、普通のダイニングテーブルは高さが70cmとか75cmくらいが標準のようです。なので、それ用の椅子をこのデーブルに合わせても、低すぎます。
IKEAでバースツールとして売っていた座面高63cmの椅子を買ってました。

作ってみて

今回は、ほとんど加工をしていません。カラーボックスの組み立てと、伸縮脚の台座取り付けで電ドラ使っただけ。
それでも、既製品を組み合わせつつ、自分の理想の家具を作れるDIYの醍醐味を味わった気分です。

また、少し背が高く広さもあるので、部屋の中で存在感はありますが、色味が明るい分圧迫感はないかな、と思います。

トータルで約¥18,000+バースツール¥3,000でできました!

カラーボックスの背面が気になるので、そのうち板貼るか、白く塗るかしようと思います。
あとバースツールに座ると、金属で冷たいのも改善の余地ありです。

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