畳をフローリングにDIYプロジェクト1

新たなプロジェクトをスタートしました。タイトル通り、畳の和室をフローリングの洋室化するDIYです!

構想期間が長かったのですが、作業が進みましたので、記事にしていきます。

スポンサーリンク

フローリングにする目的

まず、なんでフローリングにするのか、というお話です。

現状の和室、畳の部屋にも利点があります。

  • 防音性
  • 保温性
  • 肌触り

それでもフローリングにしたいデメリットもあります。

  • 毛羽立ちや不整地(でこぼこ)←これはウチだけかも
  • 掃除機との相性の悪さ

DIY好きで、室内で丸ノコ使う人なので、畳の目に粉塵入っちゃうのを気にしています。
フローリングにしたら掃除がしやすくなるかなっていうのが、表向きの理由です。

最終的にはやってみたいといういつもの動機で実行することにしました。

現在の和室

現在の和室は普通の畳です。6畳です。

和室のBefore写真
和室のBefore

今回、部屋のサイズを測るため(という自分への言い訳)に購入したレーザー距離計によれば、畳部分は大体2.6×3.0mでした。どうも畳の大きさが一般的ではないみたい。小さめの6畳です。

一度試しに畳を持ち上げてみました。厚みを測りたかったのと、下地の状態見たかったので。

畳の厚み計測の写真
畳の厚み=55mm

この55mmの畳をどかすことになるので、そのスペースを埋めるようにフローリングにしていけば良いはずです。

フローリング化の設計

厚みが55mmある畳を外し、そこにフローリング+αで55mmの材料を敷き詰めることになります。下地は、合板が貼ってありました。その下までは確認をしませんでした。

というのも、そもそも我が家は賃貸、古い公団、コンクリート造りの3階。というわけで、原状回復の必要があるのと、躯体自体の強度はコンクリートでカバーされているのかな!?と判断し、畳の下の合板には手を加えず、その上だけいじることにします。

色々調べると、フローリングの種類が色々、下地の作り方はだいたい決まっているけど厚みによる、ということでした。

フローリングの選定

「フローリング」と言っても、色々種類があります。

  • 無垢材のフローリング
  • 合板のフローリング
  • クッションフロア
  • 塩ビフローリング

格好がいいのは無垢材のフローリングでしょうが、コストがかかるし、施工時の長さ調整とかも大変なのが難点。

合板フローリングはまぁよくあるやつで、施工時の木材としての扱いにくさは無垢材と一緒です。

クッションフロアは下地整えたら、接着剤か両面テープで固定、カットはカッターでできるので楽です。コストも安い。見た目もちょっと安っぽい。

塩ビフローリングは、「置くだけ」とか「はめ込むだけ」とかで施工ができ、カッターで切れる(切り込み入れて割る感じ)ものです。デザイン性がよく、木目だけでなくストーン調なんかもあります。
過去に実家のリビングで使ったことがありますが、好印象でした。

原状回復のことを考えると、木材のフローリングより、クッションフロアか塩ビだな、と思いました。

クッションフロアの施工性の良さと、塩ビフローリングの質感の良さで迷いましたが、最終的には塩ビフローリングに決めました。

サンプル取り寄せとかもして、最終的に、click eucaという製品にしました。

今見たら安くなってる涙

下地の設計

上記のclick eucaは約5mmです。畳の55mmにするためには、あと50mm必要です。

フローリングの下地は、一般的に根太という角材を並べ、その隙間を断熱材で埋める、その上に構造用合板を敷く、ってな感じでした。

素直に考えれば、構造用合板が12mmなので、50mmにするには根太が38mmあれば良いです。

ただ、根太のサイズはだいたい、30mmか45mm、あるいは35mmとなっていました。微妙に合わないです。
あと、床の強度のことを考えると、12mmの合板フローリングと5mmの塩ビフローリングを同様に考えてはいけないのかな、とも思います。

そうなると、下地合板は12mmより増やしたいので、根太は30mmにする、そうすると下地合板は20mm必要、またその厚みないじゃん!ってなり、おまけにコロナの影響でのウッドショックに在庫切れもあり…、9mmのOSB合板を2枚重ねることにしました。2mm足りないですが、飛び出るよりは凹んでるくらいが良いかと思い、どうにも気になるなら見切りとかつけて対応しようと思います。

設計図はありません。サイズから計算できるので。

材料の調達

部屋の広さから必要数を計算して、購入です。

フローリング自体は上記のリンク通り、Yahoo!ショッピングで。

その他は近くのホームセンターで購入しました。

OSB合板と断熱材(スタイロフォーム)は3×6サイズなので車に載らず、初めてホームセンターで貸出トラックを利用しました。

お店では簡単なんです。ホームセンター内は台車があるし、貸出トラックに積み込むのも店員さんが手伝ってくれたので。
問題は自宅。貸出トラックで自宅に帰っても、一人暮らしの自分はすべてソロ&セルフ。OSB合板10枚を階段で3階まで持ち上げるのは心が折れそうでした。

そして何より大変だったのは施工する部屋から荷物をどかすこと笑。

タイトルとURLをコピーしました