レザークラフトでロングウォレットを作成する4

前回の記事で、トコ磨きと小銭入れのファスナー取り付けを行いました。

レザークラフトでロングウォレットを作成する3

今回は、小銭入れの残りの部分の縫いと、カード入れの作成です。

基本的な工程は、貼り合わせ部分のやすりがけ→接着→菱目打ち→縫い→コバ磨きです。
場合によって、接着後にもコバ磨きを行います。

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小銭入れ部分の作成

ファスナー取り付け後

ファスナー取り付け後

写真を撮り忘れたので、前回の使いまわしですが、前回小銭入れ部分のファスナーは取り付けました。
残りは、底になる部分(写真の下側)と、マチと繋がる部分(写真の左右)の縫いです。

底はそのまま縫うだけですし、完成後はあまり見えない部分なので、コバ磨きもテキトーです。

マチと繋がる部分は、マチと合わせて縫っていくので、ここでは接着までです。
写真左側は、小銭入れのマチを付けるので、内側にもマチが付きます。
写真右側は、小銭入れ部分のマチは無いので、カード入れと繋がるマチ・札入れ(ただの仕切り?)と繋がるマチを付けます。

マチと各パーツの繋げ方

一般的なロングウォレットでは、マチは1枚のパーツで、小銭入れなどを包む形で縫ってあるものが多いようです。
言葉では上手く説明できてないかもです。画像検索したら、以下のサイト様のマチが言いたい形をしていました。

なんちゃってレザークラフトでロングウォレットというか長財布というかクラッチバッグっぽいのを作ってみよう!

このマチの付けだと、完成時にコバが出ず見た目がキレイだと思います。ただ、「きっちり付けるのが難しそう」という「やらず嫌い」で逃げました。
最初はそのつもりだったのでマチを1枚で切り出してありますが、各スペースごとのマチに切断しちゃいました。普通の笹マチです。
このやり方なら、きっちり付けられなくても、コバ磨きで誤魔化せるかな…と思っています。
今後の挑戦課題ですね。

カード入れの作成

カード入れは、ベースになるパーツに、カード入れを順番に重ねながら縫っていきます。

カード入れ部分の作成

カード入れ部分の作成

まずは重なりが下に来るパーツを、底部分だけ縫います。
次のパーツを重ねて、また底部分を縫います。
そして一番表に来るパーツを重ねて底部分を縫います。
最後にカード入れ部分の真ん中の仕切りになるところを縫います。既に縫ってある所と交差しないように注意が必要です。

カード入れ部分写真

カード入れ部分写真(クリップ部分は接着だけです)

ちょっとブラウンの縫い糸が少なくなっていたので、実は見えない所はブラックの糸で縫いました。

カード入れ裏

カード入れ裏

左右はマチを付ける時に同時に縫っていくので、接着までです。接着を押さえておくには写真のクリップが便利です。

ここは、最終的にファスナーを付ける部分なので、ここでコバを磨いておかないといけない…のか?
この後内装パーツ作った後、手順は??
内装とカード入れ接着→コバ磨き→ファスナー接着→表革接着→菱目打ち→縫い かな?

今回の反省

写真だとわかりにくいと思いますが、接着に難ありです。
どうしてもちょっとはみ出たり、コバでも接着剤の層が目立ってしまいます。
使っているのは、Gクリヤーなのではみ出ても色としてはそんな目立ちませんが、手触りで気になります。

もっと注意深く、薄く塗布して、しっかり圧着すればいいのでしょうか。(やってるつもりなんだけどなー)

まだまだ課題が多くて発展途上です。

次回は、小銭入れと札入れの仕切りをマチでつないでいきます。

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