前回、内装パーツにマチを付けるところまで作成しました。
レザークラフトでロングウォレットを作成する5 | in0na0.net
今回は、いよいよ表革とファスナーを付けて完成させます!
作成の手順としては、平面から立体になっており、難しくなっています。
ファスナーの仮止め
最終的には、ファスナーを内側のベースパーツと表革で挟んで、マチも含めて一気に縫います。
まずは、その準備として、内側のベースパーツに仮止めしていきます。
いつもどおり、作業に没頭しすぎて写真を撮れていませんので、ざっくり文章で(笑)。
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- ファスナーの中心とベースパーツの中心を合わせる目印を付ける
自分は白の色鉛筆使いました - コーナー以外の直線部分だけ貼り合わせる
- コーナー部分は菊寄せ(Google検索)をする
- 表革をファスナーの上から貼り合わせる
- ファスナーの中心とベースパーツの中心を合わせる目印を付ける
文字で書くとこんなんです。
ポイントは、ファスナーを真っ直ぐ貼り付けることと、糊代を左右同じにすることです。糊代が左右で幅が変わると、完成した際にファスナーが歪んでしまいます。
ファスナーを縫っていく
もちろん縫う前に縫い目を開けていきます。ファスナーを仮止めし、表革も付いている時点で、徐々に立体的になっていると思います。
実際作業時には、ファスナーの仮止め時に、内装のマチも仮止めしていたので、形はほぼ完成品でした。
しかし、この状態で菱目打ちを真っ直ぐ打ち込むのは難しく、一度内装のマチは剥がしてしまいました。
最終的には、以下の手順で作業をしました。
- 表革、ファスナー、内装ベースに縫い目を開ける
- 内装のマチを接着剤で仮止めする
- 既に開いている縫い目の上から再度菱目打ちを打ち込み、マチにも縫い目を開ける
- 縫う
それはもう、最終段階ですし、徐々に出来上がってくる嬉しさにニヤけながら作業しました。
写真も撮り忘れるわけです。
ラウンドファスナーロングウォレットの完成!
というわけで、やっと出来上がりました!
まぁよく見なくても、手作りと分かる程度に縫い目は歪んでいますし、ファスナー周りには接着剤がはみ出てしまっています。
それでも自分で型紙から考えて、一度失敗して、リベンジで作り上げた嬉しさはたまらんです!外見は人に見せられるレベルにできました。
早速お金やカードを入れて使っていきます。長く使えるとうれしいな♪