前回、大きなパーツにオイル入れをしました。
今回は、大きなパーツのトコ磨きから、貼り合わせ、コバ磨き、菱目打ちで縫い目開け、そして一気に縫うところまで進めました!
トコ磨き
まずは大きなパーツのトコ磨きから。
特に一番大きなパーツの真中部分は見えることになるので、しっかりと仕上げます。
また、手帳を差し込むパーツの、縫わない部分はこのタイミングでコバを仕上げておきます。
トコ磨きはトコノール派です。他のを使ったこと無いだけですが、不便を感じていないです。
貼り合わせ
トコ磨きが終わったら貼り合わせですが、、その前にひと手間。
トコノールが付いている所は接着剤が効きにくいです。なのでその部分をあらします。
わざわざ磨く→あらす、とせずにそこだけ磨かない手もあるのですが、自分はトコノール塗りたくる派なので、あらす工程を入れています。
一緒に写っているのは、タジマのサンダー(やすり)です。レザークラフトでも木工でも役に立ちます。刃を交換することもできるます。3種類の刃があるので、本体一つ持っていて損はないと思います。
貼り合わせに使う接着剤は、ボンドのGクリヤーを使っています。
わざと材料を大きめに切り出してあるので、はみ出ます。はみ出た部分をカットします。別たちを持っていますが、いまいち上手く使えないので、自分はカッターで切っています。
以前はぴったりサイズに切って貼り合わせていました。なぜ今はわざと大きくしているかと言うと、一応理由があります。
自分のような素人は、ぴったりサイズに切っても、ぴったり張り合わせることが難しいのです。どうしても少しズレてしまう。そうすると、そのズレの分コバに段差ができます。それをなくすようにするのは大変。じゃあ、最初から大きくしておいて、切った方が楽だし段差もできないじゃん、という理由です。
コバ磨き
貼り合わせて、でっぱりを切って、後はコバを磨きます。しっかりした仕上げは、縫った後でもいいですが、うっかり縫い糸にやすり掛けたりするうっかりさんなので、このタイミングであらかた仕上げておきます。特にペンホルダの裏になる部分は後から磨けないので、しっかり磨いておきます。
もちろんここでもトコノールで磨きます。自分の場合はヤスリ→トコノール→ヤスリ→トコノール…とやっていき、最後にスリッカーというイメージです。ヤスリは400→800→(1000→)1500くらいまでやります。そうすると、段差が目立たないツルっとしたコバになると思います。
この写真は、左がサンダーの後にトコノール塗ったとこ、右がサンダーだけです。ここから仕上げていきます。
しかし、このやすりがけ作業、当然やすりのカスが出るわけですが、皆さんどう対処しているのですかね?やすりがけは好きなんですが、カスの対処だけが悩みどころです。
菱目打ち→縫い作業
菱目打ちの写真を取り忘れました。縫っているときも必死で写真を忘れました。
なので、縫い終わった写真を。
写真は若干暗いですが、縫い糸は茶色です。白にしようか迷いましたが、「白が汚れてくると茶色になる」ので、最初から茶色にしました。
そもそもの革がキレイなわけじゃないので、少しまだら模様ですが、実際は写真ほど目立ちません。
あとは、少しサボったコバ磨きをしっかりやって、おしまいにしようと思います。