DIYで玄関の鍵をスマートにした

いつもどおり、タイトルどおりです。Switchbotのスマートロックとキーパッドを使って、我が家の玄関の鍵をDIYでスマート化しました。スマート化とは、物理鍵なくても、指紋とか暗証番号であけられるようにしたって意味です。時代すげー。

実際に買ったスマートロックは、たまたま色違いで値段が安かったシルバーです。

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設置前の検討

いつかはやろうと思っていたこのDIYです。ただ、同じSwitchbotの温度計やスマートプラグとは違い、スマートロックには対象があったり、万一うまく動かなかったときのリスクが大きいかなって思っていたので慎重になっていました。

やっとその気になってきて、「本当にできるか」をしっかり下調べしました。

まずは、設置前の状態。

設置前の内鍵写真
設置前の内鍵の写真です

鍵部分が扉から飛び出ていたり、シングルロックだったり、レトロです。ちなみにこの鍵はMIWA製の77HP40という鍵で、調べると素敵な説明文発見。

昭和の時代に建てられた公団住宅、都営住宅、府営住宅、市営住宅やマンション・アパート・団地、寮や社宅等の玄関ドアで使用されている鍵です。

https://www.kagiyasan.jp/c/manshon/hpd-40kj-b

正解!

後付になるスマートロックは、この鍵にかぶせて「内鍵を回す」という動作をするロボットです。

そして、鍵の古さなのか特殊な形状なのか、そのままではSwitchbotのスマートロックは対応していません。ある程度特殊な形の鍵でも、公式のアタッチメントで対応できるものもあるようですが、そこからも外れています。↓公式サイトから。

スマートロックの対応:HP40

はっきりとバツ!

Switchbotの公式ページでスマートロックの対応は細かく提示されていますので、検討中の方は是非チェックしてみてください。もし型番がなくても、サイズでも調べられますよ!

さて、困った。事前に調べておいてよかった!!

対応していないので、付けられませんでした、とはならないのがDIYer。ここからどうにか取り付ける方法を模索しました。

鍵の型番とスマートロックで検索して、HP40に対応したスマートロックもあることがわかりました。
セサミという製品で、公式アダプター使って対応しています。このアダプタだけでも購入できることも確認。

じゃあこのアダプタだけ使って、Switchbot対応できないの?と思えば、先人発見。

よし。Go。購入。

スマートロックだけでも物理キーなしの施錠解錠できますが、キーパッドあると更に便利なので、ぜひセットで。セット購入のほうが安いときもある。

そこまでしてSwitchbot使わなくても、と思う反面、すでに大量のSwithcbotデバイス使っている身としては、スマートロックもSwitchbotで統一したい!が強いのです。

Switchbotスマートロック設置

Switchbotの他デバイスと比べれば、格段に設置難易度は高いです。そもそも温度計とか置くだけだし、スマートプラグも指すだけだから、そりゃそうなんですが。

まずはアダプタを付ける。

アダプタを付けた写真
アダプタを付けたとこ。飛び出ているのは両面テープを剥がす用の部分。

上側のパーツに本体くっつけるので、ここはしっかり両面テープで固定。アダプタについてたのはコマンドタブでした。下側の回転部分のアダプタはかぶせただけ。

さらにその上にSwitchbotのスマートロックをかぶせて設置。

Switchbotスマートロック設置写真
Switchbotスマートロック設置したところ

写真では既についていますが、スマートロック横の小さいシルバーのパーツは、ドアの開閉センサーになる磁石です。どこの家にも転がっている木片を壁に付けて、位置を合わせました。

ちゃんと遠隔でも閉まったし、やや引っかかりはあるものの手回しでも閉まりました。

実際に難しいのは、もともとの鍵の回すところの回転軸とスマートロックの回転軸を合わせる作業。Switchbot側にも多少の遊びがあって、ズレを吸収してくれます。ちゃんと失敗する用に両面テープの予備も入っている笑。そしてちゃんと使う笑笑。

参考にしたサイトでは下側に取り付けていたのに、何の思い込みか、上側につけてました。まぁ動いているからいいや。

ちなみに、スマートロックというスマートな名前ですが、もとの鍵自体が扉から飛び出ている構造+アダプタ+スマートロック本体という重ね合わせ技で、とてもスマートではない見た目です。

スマートじゃない見た目の写真
これはスマートとは言わないよな

やり直しがあって苦労したので、今はこのままで。この状態でもスマホアプリからカチャッと開け閉めできます。

Switchbotキーパッドの設置

キーパッドは、スマートロックより設置が簡単です。

ざっくり説明すると、スマートロックとペアリングする作業と、取付金具をビス止めか両面テープで固定したところに本体はめるだけです。

あとはアプリから設定。指紋の登録とパスコードの設定をしました。

キーパッドを設置したあとの写真
イメージより小さかった。良かった。

こちらはスマートな見た目笑。

Switchbotスマートロックとキーパッド設置してみて

実は設置したのは1ヶ月位前です。普段は登録した指紋で開けています。慣れるまでは、鍵を出してはわざわざしまって指紋で開けていました。

ついつい鍵を開ける方ばっかり気にしていましたが、閉めるのもロックボタンひとつなので楽でした!設定でオートロックもできます。

解錠のキーは、指紋、パスコード、NFCカードが設定できますが、その鍵の有効期限も設定できるのがおもしろいと思いました。一時的に泊まりに来る友人用に期間限定のパスコード作れます。

設置は大変でしたし、見た目はゴツいですが、満足できました!費用は、アダプタ入れても2万円かからずできました。

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