このブログ、基本的にパソコンで更新をしています。自作パソコンで、パーツの世代で言えば10年前のものでした。
普段のブログ更新や、Amazonのタイムセールチェック、YouTube閲覧には充分なスペックで、特に不満はありません。
先日、職場の方からの依頼で、動画のエンコード作業をしました。これは流石にマシン負荷の高い作業で、リソースモニター見てたら、CPU使用率も高い状態でした。
そこで思ったのです。パソコンをスペックアップしたいと。妄想していきます。
現状のスペック
今使っているパソコンのスペックというかパーツは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i7 2600K(Socket: LGA 1155、Sandy Bridge世代、4コア8スレッド)
- メモリ:DDR3 800 16GB(8GB x 2)
- マザーボード:ASRock Z68M-ITX/HT(Intel Z68、サイズ:Mini-ITX)
- GPU:MSI GeForce GT 1030 2G LP OC(NVIDIA GeForce GT 1030、メモリ:GDDR5 2GB、出力:HDMI+DisplayPort)
- ストレージ:OS: Crucial CT500MX500SSD1(500GB SSD)、データ: WESTERN DIGITAL WDC WD20EARS(2TB SATA300)
- その他
- 光学ドライブ:Optiarc DVD RW AD-7200S
- 電源:忘れたけどATXサイズのやつ
- ケース:LIAN LI PC-Q11A(サイズ:Mini-ITX)
CPUのi7 2600Kの発売は2011年でした。構成見ると、響く人には懐かしい印象ではないでしょうか。
譲り受けたパーツやら、拡張で追加したパーツやらが混ざっています。自作の醍醐味ですね。
GPUは4K+αのデュアルディスプレイ環境を構築したくて追加しました。
OSドライブをSSDにしているからか、メモリを16GBにしているからか、Core i7の底力なのか、前述したとおり普段の作業では不満はありません。
スペックアップの妄想
スペックアップするなら、いくつか実現したいところがあります。
最新のスペックを良く知らないので妄想ですが、でも危険な現実的な妄想です。実現したくなっちゃう
- 性能よりコスパ重視
最新のハイエンドまで目指さなくても、最新のメインストリームくらいでも充分満足できると思う - 電源、ケースはそのまま使いたい
コストかけない作戦 - OSの起動ドライブはNVMe SSDにスペックアップしたい
ここのアップグレードが一番体感に影響すると思っている - 4K 60Hzのデュアルディスプレイ対応
CPU内蔵GPUで対応できれば尚可 - ゲームはやらないけど、エンコードのためのハードウェアアクセラレータは使いたい
よくわかってないけど、最新CPUにすれば内蔵GPUでも対応してる? - 光学ドライブをDVD→ブルーレイにしたい
これはあとからでも良いかも
こんなところでしょうか。
イメージとしては、CPU+マザーボード+メモリは入れ替え必須で、SSDも入れ替えたい、グラボは必要なら、ブルーレイドライブは後々かなぁ。
ストレージも余裕がある現状を考えたら、データ整理すれば3.5インチのHDDは不要になるかも。
パーツ選定
妄想と言いつつ、現実的なことまで考えちゃいます。
予算的には、ざっくりと以下のプランです。冬のボーナスをアテにしちゃうな。
- CPU:2万
- メモリ:1万
- マザーボード:2万
- GPU:1万
- ストレージ:1万
- その他:とりあえず買わない
- 光学ドライブ:ほしいけどそのまま
- 電源:忘れたけどATXサイズのやつ←流用
- ケース:LIAN LI PC-Q11A(サイズ:Mini-ITX)←流用
CPU:Intel? AMD?
今までCPUはIntelしか使ったことないのですが、ここ数年AMDも人気が高いようなので気になります。
自分の感覚でメインストリームは、Intelだとi5の上位モデルくらいかなと思っています。スペック的に欲しくなるのはi7の下位モデルくらいです。
最新の11世代だと、該当するのはi5 11400とi7 11700あたりが人気のようです。自分のイメージよりIntelのラインナップが細かいようです。
予算からすればi5 11400でしょう。i7 11700は確実に、より高性能ですが、価格が4万円台なので完全にオーバーしています。
AMDも比較してみましたが、2万円くらいのCPUだと、Inetlのほうが高性能なようです。自分の古い記憶では、性能のInetl、コスパのAMDだったのですが、いつのまにかひっくり返っていますね。
そうなるとCPUはi5 11400一択となります。あとは11400シリーズからどれを選ぶかになります。
11400シリーズには、無印、F、T、Hがあります。
インテル® 製品の仕様情報 – 比較無印は内蔵グラフィックあり、Fは内蔵グラフィックなし、Tは省電力版、Hはモバイル向け、となっています。
内蔵グラフィックの仕様も確認すると、 Intel UHD Graphics 730となっており、4K 60Hzのデュアルディスプレイがいけるようです(たぶん)。
2万円くらいの価格(ちょうど今は品切れで少し価格上がってる)でこの機能はとてもお買い得な気がします。
マザーボード
CPUをIntel Core i5 11400と決めれば、マザーボードも絞れます。
そもそもケースがMini-ITX用なので、フォームファクタはMini-ITXで確定です。
あとはチップセットをどうするかですが、最新の11世代に対応するのは、H510m、B560、H570、Z590といったところです。
これもIntel公式の比較ページリンクしておきます。
自分が見たところ、大きく影響がありそうなのは、PCI Expressのレーン最大数です。
レーンってなんなのか、自分がどれだけ必要なのか、よくわからないので、調べてみました。
ようはどれだけの通信をできるか≒どれだけのデバイスを接続できるかの単位のようです。1レーンあたり2.5Gbpsの通信が可能らしく、2つのレーンを使えば5Gbpsで通信できると。
デバイスによって何レーン使用するか決まっているので、自分がどんなデバイスつなぐか考える必要があるようです。
PCI Expressといえば、グラボが最初に思い浮かびます。今回は使わない方向ですが、拡張性は残しておきたいので、16レーンはキープしておきたいです。
さらに、NVMeのSSDもPCIe接続になるので、その分も確保しておきたいです。SSD用なら4レーンくらいあれば足りそうです。
合計20レーンとなると、対応しているチップセット…??CPUで20レーンあるからそれで足りる??ちょっと追加でリサーチが必要です。ついていけていません!
フォームファクタとチップセットが決まれば、製品も絞れると思います。もともとMini-ITXは種類多くないので。
一応グラボのスロットは確保しつつ、オンボードのギガビットLANは必須で、無線LANはなくてもいいけど、くらいで絞れればよいかと思っています。
メモリ
CPU、マザーボードが決まれば(決まってないけど)、メモリの仕様も決まります。Core i5 11400のサポートはDDR4-3200 Max128GBです。そんな積めないので、おとなしく8GB 2枚ってとこかと思います。
大体予算の1万円くらいで16GBにできそうです。
GPU
CPU内蔵グラフィックを使えるならひとまず不要です。
ストレージ
前述したとおり、自分としてはキーポイントだと思っているパーツ選びです。
OSの起動ディスク、アプリケーションのインストールディスクとして使うので、NVMe接続のSSDを狙います。
だいたいM2のType2280がメジャーなようです。容量は、500GBか1000GBが売れ筋みたいです。
今のパソコンも起動ディスクはSSDですが、SATA接続の2.5インチです。
これをこれにする。
容量は500GBで充分という判断です。今もOSとアプリケーションで100GBも使っていないので。
感想
あれ、思ったよりお手軽な値段で大幅スペックアップできるなぁ。まいったなぁ、やりたくなっちゃうよなぁ。
危険な妄想です。